馬嶋医院からのお知らせ

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　まじまじ通信は、2020年10月で終了しましたが、お伝えしたい情報がある時に、「馬嶋医院からのお知らせ」を発行することにしました。不定期な発行となりますが、今後ともよろしくお願い致します。

麻しんの流行に関して

　麻しんの流行が報じられていますが、成人の方で麻しんワクチン接種をご希望の方は、まず抗体検査をお願いします。麻しんワクチンは、現在品薄状態で、小児のワクチンを優先したいと考えています。麻しん抗体が低い場合で、ワクチンに余裕がある場合に、接種を行いたいと考えています。
　小児の麻しん定期接種は、1歳以上2歳未満と就学前1年間の2回接種です。1歳を迎えたお子さん、年長になったお子さんの早めの接種をお勧めします。

～令和6年度がスタートしました。
新年度から、変更や新たな助成事業が始まります～

帯状疱疹予防接種費用の一部助成制度開始に関して

　50歳以上の方を対象にした帯状疱疹予防接種費用の一部助成が始まります。清川村は既に始まっていますが、今年度から厚木市・愛川町の帯状疱疹ワクチン費用の一部助成が始まります。帯状疱疹ワクチンは、生水痘ワクチンと不活化ワクチンの2種類があります。ご希望の方は、ご相談ください。
　2020年1月に発売開始された不活化ワクチン（シングリックス）は、予防効果が10年以上とされており、既に接種された方の接種は現時点では不要と考えます。

5種混合ワクチンの導入について

　令和6年4月1日以降、生後2ヶ月以降のお子さんの定期接種の5種混合ワクチンが導入されます。
4種混合（百日咳・ジフテリア・破傷風・不活化ポリオワクチン）にヒブワクチンが一体化した5種混合ワクチンが4月から定期接種ワクチンとして接種開始となります。対象は、4月から初めてワクチンを接種する生後2ヶ月以降のお子さんになります。準備が整い次第接種開始の予定です。

15価小児肺炎球菌ワクチンの導入について

　令和6年4月1日より、従来の13価ワクチン（沈降13価肺炎球菌結合型ワクチン）に新たに2種類の肺炎球菌に対応する成分が追加された15価ワクチン（沈降15価肺炎球菌結合型ワクチン）が定期接種の対象となります。
　15価肺炎球菌ワクチンを定期接種で使用できるようになりますので、当院でも15価ワクチンの接種を開始します。すでに13価ワクチンで接種を開始している方も、15価ワクチンの接種が可能ですので、残りの回数を15価ワクチンで切り替えて接種します。